前提

それ前提で作ったポケモンて強いの弱いの~のコーナー

 

 

【メガ進化】◎ 

理由→種族値バク上がりで強いから。相手のメガ進化以外に種族値の暴力ができる。けどメガ進化しなかったらカス(当たり前)。

 

【Z技】〇 

理由→この環境やってなかったから知りませんが、汎用性もしくは確実なメタ対象への遂行率を持たせれば強い感じやと予想。知らんけど。弱くはないことはわかります。

 

ダイマックス】◎ 

理由→試合展開が見えやすい。相手のダイマへの回答。しなくてもまあまあやれるのもポイント高い。

 

【テラスタル】?

ってみんな思ってると思います。というかそもそもランクマも解禁されてないから環境もクソもないので、予想というか机上論の話ばっかりになってしまいがちな時期ですね。けど、それはそれで楽しいから良し。

 

ダイマックス世代のほんとのほんとの初期環境で自分はアーマーガアトリトドンを使ってて、そのほか割とてきとうに組んでました。ダイマックスというシステムに目もくれず、「この2体で全てのポケモンを受けきったろ」と思っていたので、もちろんダイマックス前提ポケモンは不在。するとかならず相手のダイマックスに対して、こちらが守りのダイマックスをきる展開が非常に多くなりました。あげくの果てに「おまえ絶対ここでダイマックスきるやろ!ほなわいもそれに合わせてなんとなくできるで!」という最高の運だけプレイングにたどりつきました。8世代がっつりやってた人はもちろん、そこそこやってた人もこの立ち回りを見て「それはないわあ」って思ったと思います。今のぼくが見ても「ひどいな~」と思います。

 

要はこの立ち回りが弱いのは「安定した流れでこちらから崩しが行えていない。」という点に至ると思います。この”安定した流れで”といのは、「相手の~にたまたま嚙み合ってください~!!!」みたいなお祈りなし、ということです。

 

わざわざこの話を持ち込んだのは、9世代のいくつかの動画を見て、今の対戦環境がこのような状態にあると感じたからです。そして、それはテラスタル自体のシステムが大きく影響していると思います。メガ進化やダイマックスは能力値の全てが上昇するというシステムのため、相手のメガ進化やダイマックスに対抗するためにこちらもメガ進化やダイマックスをほぼ100%、選出もしくは発動しなくてはなりません。Z技がこれと同じ部類に入らないのは”攻める力が一度きりの上昇のみ”だからです。Z技をうたれたからといってこちらも100%Z技を撃ち返す必要はないのではと思います。(7世代の有識者そうだよね!Z技ポケ出さない試合もあったよね!?)

例えばテラスタルというシステムが”タイプ変更とタイプ一致の威力上昇”に加え、”防御の上昇”もあったらどうなっていたでしょう。試合中にアドリブで誰かをテラスタルするというよりは、テラスタル前提のポケモンをやはり事前に、準備するのではないでしょうか。しかし、今現在、テラスタル前提ポケモンが蔓延していないのは、この防御面での上昇がないためと言えると思います。

 

以上の考えでいくと、テラスタル環境は「メガ進化やダイマックスなどの種族値の底上げ」よりも「Z技環境」に似た環境、システムにあると言えそうです。

 

ここで掘り下げたいのが、前述した「Z技をうたれたからといってこちらも100%Z技を撃ち返す必要はありません。」というところで、ここをテラスタルという言葉に置き換えてみると、「テラスタルをうたれたからといってこちらも100%テラスタルを撃ち返す必要はありません。」となります。9世代を数戦体験した人であれば、「うん、まあそうやな。」と納得できる部分もあると思います。エアプの民が見ても、「そうやね。」と思うとおもいます。

 

しかし、ここに落とし穴があるのではないかと思うのです。先ほど、「例えばテラスタルというシステムが”タイプ変更とタイプ一致の威力上昇”に加え、”防御の上昇”もあったらどうなっていたでしょう。」と言いましたが、テラスタルの『タイプ変更システム』こそがこの”防御の上昇”にあたるのではないと思うのです。つまり、構築の組み方次第では、「メガ進化やダイマックスなどの種族値の底上げ」のシステムに類似したパワーを引き出せるのではないかと思うのです。単純なタイプ相性逆転のテラスタルや、その場その場のアドリブテラスタルは、前述の「安定した流れでこちらから崩しが行えていない。」にあたると思います。

 

「汎用性を持ったテラスタル前提のポケモン」を構築に入れることで、構築全体のパワーを引き上げ、試合展開を読みやすくなるのでないかと思うのです。

 

以上のことから

【テラスタル】?→◎

になるんじゃないかなーーーーと思います。

 

 

エアプの民代表ちんぱんういちゃんより。