シーズン1使用構築(追記)

 前回の記事にしたアーマーガアトリトドンは構築のパワー的にすぐに限界を感じたので早々に解散。そっからしばらく、ステロとインテレオンの範囲が広いんじゃないかと思い、カバルドン展開を組んだが、当時カバが大流行し始めた時でもあり、メタられすぎて使い物にならなかった。決められた動きをする展開構築の弱さをひしひしと感じたので、最終日3日前に構築を組み直すことにした。

 

・組んでいく経緯(長い)

f:id:menherauichan:20191231013706p:plainf:id:menherauichan:20191231013639p:plain

 

f:id:menherauichan:20191231013626p:plainf:id:menherauichan:20191231013603p:plain

f:id:menherauichan:20191231013615p:plainf:id:menherauichan:20191231013651p:plain

 

対応範囲の広さと、型の読み辛さ、抜き性能から、8世代シーズン1のメガガルーラは間違いなくバンギラスだと思っていたので、こいつを軸に置いたスタン構築を考えていった。まず決まったのがストッパー枠としてのミミッキュ。こいつはダイマックスというシステムがある環境下において本当に強い。ミミッキュでの切り返し後にバンギラスが動きやすいようトリックルームを採用。バンギラスを使うにあたって弊害となってくる相手を考えたとき、ローブシンを筆頭とする格闘タイプ、ドリュウズ、ドヒドヌオー、鉄壁アーマーガアなどがあげられる。ローブドリュあたりの受けにカバルドンを採用しようか考えたが、カバに対するメタがしっかりされている環境下で、型が違うといえど、採用は厳しいと思い見送った。そこで自身も詰め性能を持ち、選出画面での圧力もある鉄壁アーマーガアを採用。次に、相手の鉄壁アーマーガア、ドヒドヌオーに対して後投げしつつ、後続に負担をかけることができるポケモンを考えたとき、真っ先にジュラルドンとパッチラゴンが候補にあがったが、ジュラルドンは格闘がよりきつくなり、パッチラゴンはミミッキュが重くなった。要はどくどくが効かない、でんき技がうてるポケモンがほしかったので、そこに当てはまるストリンダーを採用。ここまでで足りなかったのが、パルシェンアイアントへの解答、水の一貫切り、汎用性の高い特殊アタッカー、対ドラゴン性能だったので、無難に強いスカーフドラパルトを採用。最後の1枠は悩みに悩んだが、行動保証があり、初手に安定して出せて、尚且つパワーもあるポケモンをということでヒヒダルマを採用。

 

 

・個体紹介

 

f:id:menherauichan:20191231013706p:plain

いじっぱり じゃくてんほけん

H4 A252 S252

ロックブラスト ばかぢから アイアンヘッド りゅうのまい

この構築のエース。舞っても強いし、トリル下で動いても強い。それ耐えるのか、、みたいなこともしばしばあって、他のダイマックスポケと比べてもこいつだけ本当に規格外の強さな気がする。元々挑発を入れてたけど、ダイマックス同士の殴り合いに強くしたかったので挑発は抜いた。文句なしの選出率ナンバー1。

 

f:id:menherauichan:20191231013639p:plain

いじっぱり リリバの実

H228 Aあまり B84 D4 S68 

トリックルーム かげうち じゃれつく のろい

HBラインようきギャラダイジェット皮ダメ込み耐え

S準速ガッチャンコ族抜き

バンギラスのお供。2対2の状況になったら、こいつでトリルはって、のろいうってバンギラスにつないで勝ち。はじめてこいつ使ったけどまーじでつええ。相手には珠つるまいミミッキュが常に頭にあるってことが強いんだなって使ってみて実感した。リリバがあるとドリュがいても選出にびびらなくていい。かげのとこはシャドクロでもいいかも。文句なしの働き。選出率ナンバー2。じゃれはずしがなーー。

 

f:id:menherauichan:20191231013626p:plain

わんぱく ゴツメ ミラーアーマー

H252 B252 D4

アイアンヘッド ボディプレス てっぺき はねやすめ

こいつそんなに強いイメ―ジなかったけど、実際使ってみるとめちゃくちゃ硬い。刺さる構築にはぶっ刺さってる。ギャラもダイジェットのタイミングでの後出しならダイマックスで受かることができる。この子の対策枠を相手は一体仕込んでくるので、選出が読みやすくなるのもいい。相手のアーマーガアと鉄壁の積み合いになったとき、下からボディプレスを打ちたいので、S個体は絶対30の方がいいです。選出するときはその対策枠に対してどういう風に負担をかけていくのかビジョンが見えたときだけ出す。電気タイプがいたら基本出しません。

 

f:id:menherauichan:20191231013603p:plain

おくびょう こだわり眼鏡 パンクロック

H4 C252 S252

オーバードライブ ばくおんぱ バークアウト どくどく

もともとは残飯みがわり型で使っていたが、全く選出できなかったため、撃ち合うことと、シンプルに負担をかけることができる眼鏡にした。ドヒドヌオーにはもちろん(ヌオーはばくおんぱでだいたい落ちます。)この構築できつかったニンフィアにも特性のおかげでめちゃくちゃ強い。ブラッキー相手にも選出します。耐久はだいぶ低いので大事に扱う。この子は完璧に構築の穴を埋める子だったけど、その分仕事も多かった。こだわってなかったらなーーってこともあったけどそれを逆手にとることもできたので一長一短。

 

f:id:menherauichan:20191231013615p:plain

ひかえめ スカーフ すりぬけ

H100 B4 C252 D4 S148

シャドボ りゅうせい ほうしゃ ねごと

無難に強いポケモン。スカーフといえど扱いやすさはナンバーワン。選出したら何かしら仕事をしてくれる。特殊アタッカーであるということが基本読まれていないので、ダイマックスをこいつに切って詰めていく展開もたくさんあった。ねごとはあくびループ対策というよりダイウォール枠。文字じゃないとヒヒダルマが落とせないけど、初手ヒヒダルマと対面させることはほぼないので、アーマーガアをしっかり詰めきれるかえんほうしゃを採用。

 

f:id:menherauichan:20191231013651p:plain

ようき きあいのタスキ ちからずくみたいなやつ

H4 A252 S252

つららおとし ばかぢから いわなだれ フレアドライブ

初手におきやすく、破壊力もということで採用したポケモン。こいつが2回以上動けば間違いなく相手のパーティに負荷がかかると思ったのできあいのタスキを持たせた。実際襷が有効に働く場面もめちゃくちゃ多かった。つららははずしもあるが、勝ちを引き寄せる技でもあるので、れいパンと悩んだが、非接触というよさもあり抜けなかった。いわなだれはエースバーンに打つ用。こいつがいるおかげで相手の初手が本当に読みやすい。襷ドリュ、スカーフドラゴンあたりが出てくることが多かったけど、しっかりとカモっていけた。こいつで一体もっていって裏のミミッキュバンギで勝つっていうプランが一番パワーも汎用性もある。

 

・基本選出

ヒヒダルマ ミミッキュ バンギラス

ドラパルト アーマーガア @1

 

構築を完成させるまでがいかんせん遅かった。3万位ぐらいから使用してきたけど、特に大きく負けることもなく3桁までこれたので構築の組み方は間違ってなかったんじゃないかなと思う。基本的に相手は初手ヒヒダルマ対策と、裏にアーマーガア対策ポケモンを持ってくるので選出は読みやすいのと、初手がでてきた時点で裏がだいたいわかるのがよかった。

 

ステロカバインテレオン、略してステレオン!とかほざいてる間にばんばん順位落としてたのが本当にあかんかった。もう少しだけ時間あるのでいけるところまでやってみますん。

 

(追記)

最終日午前3時段階で5,6連勝して300位まで登りつめてて、あと2,3勝で二桁ってとこぐらいまではいけました。連勝が止まった原因は90技の連続外しで、しょうがないところなので割り切りました。命中不安はなるべく採用しないことの大切さは結局こういう時間帯で響いてくる泣。もうちょっと選出の範囲を広げるメンタルがあればよかったかなと反省。あとは珠ギャラとブラッキー入りが終盤ちょびっと増えたので、そこに合わせてミミッキュの調整と、ストリンダーの性格を変えていくべきだったけど、これも時間の都合上しゃーなし。

今まで構築組むときは、元々あった既存の強い並びをアレンジする盗賊みたいな組み方ばっかしてたけど、今回は1から自分で考えに考えて、上位と互角の対戦できていたので、そこが個人的にはめちゃくちゃ収穫になった。欲を言えばもう少しこの子たちとこの環境でやりたかったけどシーズン2に切り替えていきます。とにかくポケモンバトルの楽しさを改めて実感した期間でした。楽しかったーーーーーー。